びくしゃく(読み)ビクシャク

デジタル大辞泉 「びくしゃく」の意味・読み・例文・類語

びく‐しゃく

[副]じたばた抵抗するさま。
「たった今返すか。但し―するか」〈伎・四天王楓江戸粧〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びくしゃく」の意味・読み・例文・類語

びく‐しゃく

  1. 〘 副詞 〙 ( 「ぴくしゃく」とも ) 敵対のそぶりを示してじたばたするさま、おそれたり驚いたりするさま、また、ぎくしゃくした動作などを表わす語。
    1. [初出の実例]「共に発心御供など迚びくしゃくせば、今生・後生の勘当」(出典:浄瑠璃・津国女夫池(1721)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android