ビタミンC剤(読み)ビタミンシーザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「ビタミンC剤」の解説

ビタミンC剤

製品名
《アスコルビン酸製剤及び配合剤》
アスコルビン酸岩城製薬、健栄製薬、武田薬品工業、中北薬品、日興製薬、丸石製薬、山善製薬、吉田製薬)
シナール(塩野義製薬
シーピー(東和薬品
デラキシー(丸石製薬)
ハイシー(武田テバ薬品、武田薬品工業)
ビタミンC(扶桑薬品工業)

 ビタミンCの補給剤です。食物からビタミンCを必要十分に摂取できない状態にある人(消耗性しょうもうせい疾患妊産婦授乳婦著しく体力を消耗する作業を行う人など)の補給、ビタミンCの欠乏によっておこったと考えられる毛細血管からの出血貧血薬物中毒副腎皮質ふくじんひしつ機能障害骨折時の骨形成促進肝斑かんぱん雀卵斑じゃくらんはん炎症後の皮膚の色素沈着光線過敏性皮膚炎などの予防や治療に使われます。


 吐き気・嘔吐おうと、下痢などがおこることがあります。このような症状がおこったら、医師に相談してください。


 顆粒錠剤などがあって、食後の服用が原則です。1日の使用回数と使用時間、1回の使用量については医師の指示を守り、かってに中止、増量・減量しないでください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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