欠乏(読み)ケツボウ

精選版 日本国語大辞典 「欠乏」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ぼう‥バフ【欠乏・闕乏】

  1. 〘 名詞 〙 不足すること。たりないこと。けつぼく
    1. [初出の実例]「糧仗如缺乏、当相給焉」(出典日本外史(1827)一一)
    2. 「真の不愉快とは麪包(パン)羅紗(ラシャ)煉瓦(れんぐゎ)の欠亡(ケツバウ)より起る者なれば」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉一五)
    3. [その他の文献]〔神仙伝‐蘇仙公〕

けつ‐ぼく【欠乏・闕乏】

  1. 〘 名詞 〙けつぼう(欠乏)
    1. [初出の実例]「不教喩。事有闕乏」(出典:続日本紀‐霊亀二年(716)四月乙丑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「欠乏」の読み・字形・画数・意味

【欠乏】けんぼう

とぼしい。

字通「欠」の項目を見る


【欠乏】けつぼう

不足。

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