ビッチェズ・ブリュー

デジタル大辞泉プラス 「ビッチェズ・ブリュー」の解説

ビッチェズ・ブリュー

トランペット奏者、マイルス・デイヴィスの1969~1970年録音のジャズ・アルバム。コロムビア・レーベル。エレクトリック楽器やロックポリリズムスタイルを大胆に取り入れ70年代以降のフュージョン・ジャズに大きな影響を及ぼした作品原題《Bitches Brew》。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のビッチェズ・ブリューの言及

【ジャズ】より

…しかし70年代半ば近く,フリー・ジャズ旋風が一段落し,主流派(ハード・バップ)がリバイバルし始めるのを機に,これらアメリカン・ミュージシャンは相次いで帰米し,再びニューヨークを世界のジャズのメッカとしたのであった。
[ジャズのゆくえ]
 1969年マイルス・デービスは《ビッチェズ・ブリューBitches Brew》(CBS)というレコードを発表した。13人のメンバー中,11人までがリズム・セクションという楽器編成から流れ出すこみいった複合リズム,さらにロックなどジャズから派生して発展したポップスからの再影響に加え,電気楽器を駆使したサウンドは,70年代の新しい動き――クロスオーバーcrossoverないしフュージョンfusionの先駆的作品と評価されている。…

※「ビッチェズ・ブリュー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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