ビリンバゥ

音楽用語ダス 「ビリンバゥ」の解説

ビリンバゥ[berimbau]

ブラジル辺境の民族楽器。カジジ(caxixi)というボールのような木の実がついた弓にスチール弦が張ってあり、これを矢で叩いて音を出す。もとはカポエイラ(capoeira)という民族信仰の儀式で使われていたもの。弓の張力を変え、叩く場所を移動することにより響きが変動する。リズミカルな矢(スティック)さばきで見事な打楽器になる。音色はシタール系だが、スチール弦を叩くアタック音と入り交じって不思議な響きとなる。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

関連語 ガガーリン石

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む