デジタル大辞泉 「カポエイラ」の意味・読み・例文・類語 カポエイラ(〈ポルトガル〉capoeira) 楽器の伴奏に合わせて足技などを披露するスポーツ。ブラジルで、奴隷の護身術から生まれたとされる。カポエラ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「カポエイラ」の意味・わかりやすい解説 カポエイラcapoeira 植民地時代からブラジルのサルバドル市など北東部に発達した舞踏,闘技。原型は,カポエイラ・アンゴラと呼ばれ,アフリカ系舞踏の性格が強い。それでも,黒人大衆の反抗の手段となり得たため,たびたび禁止され,19世紀には,演武は犯罪とされた。20世紀になって,空手やフランスのサバトsavateの影響を受けて,多彩で強力な足蹴り技をもつカポエイラ・レジオナルが成立し,今では,サン・パウロやリオ・デ・ジャネイロでも教えられている。執筆者:山田 睦男 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
知恵蔵 「カポエイラ」の解説 カポエィラ ブラジルの黒人奴隷の間で伝承されてきたといわれる格闘技だが、ダンスとしても鑑賞に堪える。ブレイクダンスの源流ともされ、高速の連続バック転や、ペアが向き合って交互に高速の回し蹴りをするなど、高度な運動能力を要する。 (鈴木晶 舞踊評論家 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報