ビルイェル(読み)びるいぇる(その他表記)Birger Magnusson Jarl

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビルイェル」の意味・わかりやすい解説

ビルイェル
びるいぇる
Birger Magnusson Jarl
(?―1266)

スウェーデンの領主。ビルイェル・ヤールともいう。1238年に国王エーリク11世の妹インゲボルィと結婚。40年将軍としてフィンランドに遠征、さらにロシアに侵入したが、ネバ川の戦いで敗れて退いた。48年ヤール(国王の下で軍事・政治の執行にあたる高職)に就任し、国王にかわって実権を握り、大領主層と対立した。49年ふたたびフィンランドに遠征した。50年にエーリク11世が死去したため、息子バルデマールを王位につけ(在位1250~75、フォルクング王朝)、ビルイェルは国王の父として権力の座にとどまった。51年、大領主層の反抗を徹底的に鎮圧した。53~55年ころ、現ストックホルム市の位置に城塞(じょうさい)を築き、同市の基礎をつくった。対外的には婚姻政策によってデンマーク、ノルウェーとの結び付きを強化し、リューベックと結び、ハンザ同盟との提携に努めた。

[本間晴樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む