ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネバ川」の意味・わかりやすい解説
ネバ川
ネバがわ
reka Neva
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ロシア連邦北西部を流れる川。ラドガ湖から西へ流れ、バルト海のフィンランド湾に注ぐ。全長74キロメートル。川幅500~1200メートル、年間流量約78立方キロメートル。河口の三角州上にサンクト・ペテルブルグの市街地がある。とくに同市内で大小二つのネバ川に分流する地点の周辺には、ペトロパブロフスク要塞(ようさい)やプーシキン広場、エルミタージュ美術館など名所が多く、同市を貫流する河川として市民や観光客に親しまれている。12月初めから4月下旬まで結氷する。西風の作用によって水位が著しく上昇することがあり、1924年には大きな水害を引き起こした。ネバ川は全流路が航行可能であるだけでなく、いくつかの運河によってボルガ川や白海(はっかい)ともつながっているので、ロシアの水運上、重要な役割を担っている。
[熊木洋太]
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