ピラントロン

化学辞典 第2版 「ピラントロン」の解説

ピラントロン
ピラントロン
pyranthrone

8,16-pyranthrenedione.C30H14O2(406.44).C.I.59700,C.I.Pigment Orange 40ともいう.2,2′-ジメチル-1,1′-ジアントラキノンをDMF,DMSO,N-メチルピロジノンなどの溶媒中で炭素カリウム,酢酸カリウムなどのアルカリと加熱環化させると得られる.橙色または赤褐色の針状晶.融点を示さず炭化する.熱ニトロベンゼン,熱アニリンに黄褐色に溶け,濃硫酸に溶けて暗青色を示す.樹脂塗料などの着色用顔料や,木綿の建染めなせんに用いられる.[CAS 128-70-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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