ピルバラ・クラトン

最新 地学事典 「ピルバラ・クラトン」の解説

ピルバラ・クラトン

Pilbara craton

西オーストラリア北西部のピルバラ地域にある,38〜28.3億年前の地殻の一部が残る場所。南部は不整合で27.8〜24.5億年前の連続した厚い堆積層(Mount Bruce超層群)が重なる。北部は侵食されて,特徴的な花崗岩ドームとそれを取り囲むグリーンストーン帯が分布し,古太古代でのプルーム活動の痕跡と考えられている。3つの地域(東ピルバラ地塊・中央ピルバラ構造帯・西ピルバラ地塊)に横ずれ断層帯で区分できる。東ピルバラ地塊はピルバラ超層群(35.2〜32.2億年前)が分布し,熱水活動の痕跡を残すWarrawoona層群には世界最古のパーミネラリゼーションした微生物化石が残る。西ピルバラ地塊は,32.2〜31.6億年前に海洋性島弧が大陸縁辺に付加した地域。30〜29億年前には大陸内の大規模横ずれ断層運動でより安定し,クラトン化が進んだ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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