ピロリシン

化学辞典 第2版 「ピロリシン」の解説

ピロリシン
ピロリシン
pyrrolysine

天然に存在し,酵素の活性中心に含まれる例外的なアミノ酸.リシンの側鎖末端にピロールが付いたもの.古細菌(Archaea)や真性細菌(Eubacteria)のmethylamine methyltransferase中に見いだされた.典型的なアミノ酸20種類に,21番目の例外的なセレノシステインを加え,22番目のアミノ酸とみなされている.終止コドンUAGでコードされる.[CAS 448235-52-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む