ピンノ(読み)ぴんの

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ピンノ」の意味・わかりやすい解説

ピンノ
ぴんの

節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目カクレガニ科カクレガニ属Pinnotheresカニ類総称で、属名略称貝類ナマコ類などと共生する。広義にはカクレガニ科Pinnotheridaeのカニ類の総称として自由生活種も含める。

[武田正倫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピンノ」の意味・わかりやすい解説

ピンノ

「カクレガニ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のピンノの言及

【カクレガニ(隠蟹)】より

…しかし,海底で自由生活をし,必要に応じてゴカイ類やギボシムシなどの棲管(せいかん)に出入りする種も少なくない。基本となる属名Pinnotheresからピンノとも呼ばれる。いろいろな動物と共生あるいは寄生的な生活をする種は宿主を食べることはないが,外套腔などの空間を占拠してしまうため,宿主の発育は妨げられる。…

※「ピンノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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