現代外国人名録2016 「ピーターウィアー」の解説
ピーター ウィアー
Peter Lindsay Weir
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- オーストラリア
- 生年月日
- 1944年8月21日
- 出生地
- シドニー
- 学歴
- シドニー大学(美術・法律)中退
- 受賞
- オーストラリア映画協会賞グランプリ〔1971年〕「Michael」「Homesdale」,BAFTA賞(監督賞)〔1998年・2004年〕「トゥルーマン・ショー」「マスター・アンド・コマンダー」
- 経歴
- 家業の不動産屋を手伝ったのち、映画の仕事を志す。1967年シドニーのテレビ局ATNを経て、製作会社GFUに所属。3話オムニバス「Three to Go」の1編「Michael」(’71年)と16ミリ「Homesdale」(’71年)でオーストラリア映画協会賞グランプリを獲得。GFUを休職して渡欧後、低予算で作られたB級映画「キラーカーズ/パリを食べた自動車」(’74年)で劇場用映画デビュー。’75年の「ピクニックatハンギングロック」で世界的に知られる。’70年代に台頭したオーストラリアのニュー・ウェイブの旗頭として、’81年の「誓い」以降異文化との接触を描いて“文明”へ問いかけを行う。’85年「刑事ジョン・ブック/目撃者」でハリウッドに本格進出。他に「モスキート・コースト」(’86年)、「いまを生きる」(’89年)、「グリーン・カード」(’91年)、「トゥルーマン・ショー」(’97年)、「マスター・アンド・コマンダー」(2003年)、「ウェイバック」(2010年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報