接触(読み)セッショク

デジタル大辞泉 「接触」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しょく【接触】

[名](スル)
近づいて触れること。触れ合うこと。「手と手が接触する」「接触事故」
他の人と交渉をもつこと。「外部との接触を断つ」「内密のうちに接触する」
[類語](1コンタクト交渉握手触れる接する触れ合うさわかす触接するタッチする/(2交際付き合い交わり人付き合い触れ合い社交交友行き来旧交国交国際交流交遊友好親交交歓交誼交情厚誼高誼よしみ懇親コンタクト

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精選版 日本国語大辞典 「接触」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しょく【接触】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 近づいて触れること。触れ合うこと。〔工学字彙(1886)〕
    1. [初出の実例]「自分の世界と現実の世界は一つ平面に並んで居りながらどこも接触(セッショク)してゐない」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石〉二)
  3. 人が他の人と交渉を持つこと。また、他の世界領域と交渉を持つこと。
    1. [初出の実例]「其頃種々な人に接触(セッショク)した結果無政府主義になったのださうだ」(出典:食堂(1910)〈森鴎外〉)

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デジタル大辞泉プラス 「接触」の解説

接触

米国の作家パトリシア・コーンウェルのベストセラー小説(1997)。原題《Unnatural Exposure》。「検屍官ケイ」シリーズ第8作。

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普及版 字通 「接触」の読み・字形・画数・意味

【接触】せつしよく

ふれる。

字通「接」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の接触の言及

【ガン】より

…しかし彼の想像力の振幅は大きく,感傷性に堕さないやさしさや知的な複雑さも彼は示すことができる。《接触》(1967)に収められた〈人間嫌い〉の連作は,原爆後の最後の生き残りの男の姿を淡々と描いた秀作である。【高橋 康也】。…

※「接触」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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