現代外国人名録2016 「ファルークカドウミ」の解説
ファルーク カドウミ
Farouk Kaddoumi
- 職業・肩書
- 政治家 パレスチナ解放機構(PLO)政治局長・ファタハ指導者
- 国籍
- パレスチナ
- 生年月日
- 1931年
- 出生地
- ナブルス近郊
- 学歴
- カイロ大学卒
- 経歴
- 1959年パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長らとともにゲリラ組織ファタハ創設に参加。対外関係を受け持ち、’67年までアラブ諸国との関係を担当。’70年のヨルダン内戦でヨルダン軍に逮捕され、投獄。ナセル大統領の斡旋で釈放された。PLO内の穏健派の中心的存在でアラファト議長の右腕として活躍し、’73年1月PLO政治局長(外相に担当)。’75年と’88年の国連総会にPLOの代表として出席。内閣に相当するPLO執行委員会の筆頭メンバーで、実質的なナンバー2として知られた。’93年のオスロ合意(暫定自治宣言)に反対してその後も自治区外にとどまり、和平推進の立場のアッバス・パレスチナ自治政府議長と激しく対立する。2004年11月アラファト議長死去により、ファタハの指導者に選出される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報