…用語としては古くよりあったが,1886年にパリで上演された風俗喜劇《ファン・ド・シエクル(世紀末)》の大当りがきっかけとなって広く口にされるようになり,以後,19世紀末ヨーロッパの時代思潮にみられるさまざまな特徴を総称して用いられる語。一般に時代の転換期に特有の文化的形態や現象,とりわけ終末の兆候なり意識なりを指していわれ,デカダンスやスノビズム,退廃趣味や懐疑主義などと同じ意味合いで用いられるが,概念や用法において必ずしも一致しない。…
※「ファンドシエクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...