最新 地学事典 「フィヒテルゲビルゲ」の解説
フィヒテルゲビルゲ
独◆Fichtelgebirge
チェコ西端のEgerから西方のドイツ東部にかけて,Erzge-birgeの西南西延長に当たる径30km×50kmの山地。サクソン-チューリンゲン帯に属し,中心部に石炭紀後期の細~粗粒,斑状の両雲母花崗岩。これを包んで下部古生界起原の弱変成岩~片麻岩。その一部はアシント褶曲による先カンブリア界。両雲母花崗岩の接触変成作用による点紋と空晶石が有名。周辺には褐炭を含む下部中新統,それを貫く中新世後期の玄武岩が分布。ヘルシニア造山帯に属するが,現在の山地地形は鮮新世後期の隆起運動による。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

