最新 地学事典 「斑状」の解説
はんじょう
斑状
porphyritic ,phyric
細粒またはガラス質石基中に,より大きな斑晶を含む火成岩の組織。古くはH.Rosenbusch(1882)が,繰返しの結晶作用で同一鉱物が2時期にわたって晶出した岩石に用いたが,今日では前述の意に使用。火山岩・半深成岩の多くはこの組織。無斑晶状に対する語。石基が間粒状のとき斑状間粒状(porphyro-granulitic),斑晶が顕微鏡でなければ見えないほど小さいものを微斑状(microporphyritic)という。
執筆者:勝井 義雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

