現代外国人名録2016 「フィリップデスコラ」の解説
フィリップ デスコラ
Philippe Descola
- 職業・肩書
- 文化人類学者 コレージュ・ド・フランス教授
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1949年6月19日
- 出生地
- パリ
- 専門
- 自然人類学, 社会人類学
- 学歴
- パリ西ナンテール・ラ・デファンス大学(パリ第10大学)民俗学専攻〔1972年〕卒,フランス社会科学高等研究院(EHESS)社会人類学第3課程
- 学位
- 博士号(社会人類学,社会科学高等研究院)〔1983年〕
- 勲章褒章
- フランス教育功労勲章シュバリエ章〔1997年〕, レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔2000年〕, フランス国家功労章オフィシエ章〔2004年〕, レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章〔2010年〕
- 受賞
- フランス国立科学研究センター(CNRS)銀賞〔1995年〕,道徳政治科学アカデミー・エドゥアール・ボヌフー財団社会学賞〔2011年〕,フランス国立科学研究センター(CNRS)金賞〔2012年〕,コスモス国際賞(第22回)〔2014年〕
- 経歴
- 1980年フランス社会科学研究院(EHESS)講座主任、’83年人間科学センター・リサーチフェロー、’84年EHESS講座主任助手、’87年講座主任、’89年専任研究主任を経て、2000年コレージュ・ド・フランス自然人類学講座教授。2001年より社会人類学研究室室長、同年EHESS研究主任を兼務。1976年先進国でほとんど知られていなかった南米エクアドルの先住民の村アシュアールを訪ね、3年間生活する。そこでの暮らしぶりや自然とのかかわり方を紹介し、欧米の人間中心主義の考え方に対して自然と文化を統合的に捉える“自然の人類学”を提唱する。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報