フォイア岩(読み)フォイアがん(その他表記)foyaite

岩石学辞典 「フォイア岩」の解説

フォイア岩

平板状の長石による准粗面状(trachytoid)組織をもつネフェリン閃長岩をいうが,粗粒で粒状のものもある.大きな半自形のアルカリ長石,ネフェリンやその他のNa-准長石と,少量のNa-輝石などが含まれ,Na-角閃石が含まれることもある[Blum : 1861].ブレガーはこの岩石名をすべての准粗面状組織をもつネフェリン閃長岩に用い,これに対して粒状組織のものをディトゥロ閃長岩(ditroite)としたが[Brögger : 1890],一般には用いられなかった.ポルトガル,シエラ・デ・モンチーク(Serra de Mon-chique)のフォイア(Foya)の地名に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

関連語 シュロ

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む