フォイト電気石(読み)フォイトでんきせき

最新 地学事典 「フォイト電気石」の解説

フォイトでんきせき
フォイト電気石

foitite

化学組成鉱物。三方晶系,空間群R3m,格子定数a1.5967nm, c0.7126,単位格子中3分子含む。針状,結晶の端が三角錐状の柱状。ガラス〜油脂光沢。劈開なし。硬度7。比重3.17。青黒〜暗灰青色,条痕灰白色。一軸性負,屈折率ε1.642, ω1.664。電気石上族,X-site空席族,空席亜族1に属する。花崗岩ペグマタイト変成岩・変質凝灰岩・熱水変質岩中に産し,鉄電気石や苦土フォイト電気石成分と固溶。また,鉄電気石の表面で,Naが欠如しフォイト電気石となっている場合も。日本では,苦土フォイト電気石とともに蝋石鉱床(栃木県那須塩原市百村もむら)から産し,また鉄電気石表面に形成(長野県川上村御所平)の例がある。電気石の研究に業績をあげたワシントン州立大学の鉱物学者Franklin F. Foit, Jr.にちなむ。

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参照項目:電気石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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