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硬度 コウド

デジタル大辞泉の解説

こう‐ど〔カウ‐〕【硬度】

物体の硬さの程度。金属などは、鋼球を一定の圧力で押しつけてできるくぼみの大小で表す。鉱物の場合は、互いにひっかき合わせて調べる。→押し込み硬さ引っ掻き硬さ微小硬さモース硬さ
水のカルシウムイオン・マグネシウムイオンを含有する程度。酸化カルシウムに換算して、水1立方メートル中に10グラム含むときを1度とする。硬度20以上を硬水、10以下を軟水という。
X線の物体を透化する度合い。

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百科事典マイペディアの解説

硬度【こうど】

(1)機械工学では硬(かた)さを用いる。鉱物の硬度はモース硬度で表す(モース硬度計)。(2)水の硬度。水に溶けているカルシウムイオン,マグネシウムイオンの量を表す数値。
→関連項目硬水軟水

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栄養・生化学辞典の解説

硬度

 (1) 水の硬さを示す指標.カルシウム,マグネシウムを主とするイオン含量の指標となる.(2) 一般にいわゆる硬さ.

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世界大百科事典 第2版の解説

こうど【硬度 hardness】

機械工学では〈かたさ〉を用い,鉱物の硬度はモース硬度で表す。硬さモース硬度計
[水の硬度]
 水中のカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンの溶存量を示す尺度。厚生省制定の〈上水試験方法〉(1978)では,これらのイオン量をCaCO3量に重量換算し,水1lあたりのmgで表す。以前はppmで示した時もあり,またセッケンの泡立ち能力の差で判定したこともあった。硬度には,(1)総硬度,(2)カルシウム硬度,(3)マグネシウム硬度,(4)非炭酸塩硬度(永久硬度),(5)炭酸塩硬度(一時硬度),の5種がある。

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大辞林 第三版の解説

こうど【硬度】

物体の硬さの程度。さまざまな試験法による硬度基準があるが、鉱物では滑石からダイヤモンドに至る10種の鉱物を標準として定めてある。硬さ。
水の中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの溶存量。日本では水1リットル中のイオン量を炭酸カルシウムに換算して、ミリグラムで表す。
X 線や γ 線の透過度。硬さ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硬度
こうど

固体鉱物を含む物質の硬さを数字的に表示したもの。絶対的表示(たとえばビッカース硬度)と、相対段階表示(たとえばモース硬度)の方式があり、後者については段階表示の尺度となる物質を一括して組みにしたものを硬度計という。鉱物に対して用いられる硬度には、これらのほか、不透明鉱物の琢磨(たくま)片の観察の際に用いられる琢磨硬度、擦過硬度がある。これらは一種の相対硬度で、前者は一定条件で琢磨片を作成した場合、隣接する2種の鉱物の凹み具合の差であり、後者はそうして仕上げた表面に擦痕(さっこん)をつくった際の擦痕の深さ(幅)の差を硬度計式表示によって示したものである。[加藤 昭]

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