フォルトゥナ岩(読み)フォルトゥナがん(その他表記)fortunite

岩石学辞典 「フォルトゥナ岩」の解説

フォルトゥナ岩

橄欖(かんらん)石,金雲母,稀に古銅輝石の斑晶が,褐色の石基に含まれる岩石.石基には古銅輝石,金雲母,サニディンなどと少量のガラスからなっている.最初にこの岩石名はガラスが非常に多いものに付けられたが[de Yarza : 1895],そのような岩石はすでにヴェライト(verite)と命名されていたので[Osann : 1889],オッサンはフォルトゥナ岩は完全に結晶化した岩石とした[Osann : 1906, Tomkeieff : 1983].古銅輝石ランプロアイトに相当する岩石である.スペイン,ムルシア(Murcia)地方のフォルトゥナ(Fortuna)による.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む