フォン・シャオガン(読み)馮 小剛(英語表記)Feng Xiao-gang

現代外国人名録2016 「フォン・シャオガン」の解説

フォン・シャオガン
馮 小剛
Feng Xiao-gang

職業・肩書
映画監督

国籍
中国

生年月日
1958年

出生地
北京

受賞
金鶏百花奨作品賞・監督賞(第17回)〔2008年〕「戦場レクイエム

経歴
テレビドラマの美術監督を経て、脚本家・監督業に進出、テレビ界に不動の地位を築く。1992年「再見のあとで」で映画脚本を手がけ、高評価を得る。’93年「永失我愛」で映画監督デビュー。’97年「夢の請負人」がヒットし、以後中国国内では屈指の人気監督となる。2006年中国宮廷劇「女帝エンペラー〕」(主演・チャン・ツィイー)で新ジャンルに挑戦。2007年中国“国共内戦”によって引き起こされた悲劇を真実に基づいて描いた「戦場のレクイエム」を監督、中国映画歴代第2位の興収記録を打ち立てたほか、金鶏百花奨作品賞・監督賞など主要部門を独占。他の監督作品に「遥かな想い チャイニーズ in U.S.A.」(1998年)、「ミレニアム・ラブ」(’99年)、「ハッピー・フューネラル」(2001年)、「わが家の犬は世界一」(2002年)、「イノセントワールド―天下無賊」(2004年)、「唐山大地震―想い続けた32年―」(2010年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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