普及版 字通 「フ・ゆづか」の読み・字形・画数・意味

8画
[字訓] ゆづか
[字形] 形声
声符は付(ふ)。〔釈名、釈兵器〕に「弓の中央を
と曰ふ。
は撫(ぶ)なり。人の持撫する
なり」という。弓の中央の、手で握る所をいう。〔礼記、曲礼上〕に、弓の授受の礼をしるし、「
そ人に弓を
(おく)る
は、弓を張るときは筋を
(うへ)にし、弓を弛(ゆる)むるときは角を
にす。右手に簫(ゆはず)を執り、左手に
を承け、

(ぜい)を垂る(腰をかがめる)」という。[訓義]
1. ゆづか。
2. 字はまた柎(ふ)に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ユツカ・ユミヅカ 〔
立〕
ユミノツカ[下接語]
承

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

