現代外国人名録2016 「フランクロビンソン」の解説
フランク ロビンソン
Frank Robinson
- 職業・肩書
- 大リーグ監督・選手 米国大リーグ機構シニアアドバイザー・アリーグ名誉会長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1935年8月31日
- 出生地
- テキサス州ボーモント
- 受賞
- 新人王(ナリーグ)〔1956年〕,MVP(ナリーグ)〔1961年〕,MVP(アリーグ)〔1966年〕,最優秀監督賞(アリーグ)〔1989年〕
- 経歴
- 1954〜55年マイナーリーグでプレーする。’56年親チームのレッズに昇格。同年38本塁打を放ち、ナリーグ新人王。’61年ナリーグMVP。’62年6部門で自己最高をマーク。’65年オリオールズにトレードされる。’66年アリーグ3冠王、及びMVPを獲得。両リーグでMVPを受賞した最初の選手となった。インディアンスで選手兼監督に任命され、’75年開幕第1打席本塁打を打ち、大リーグ初のアフリカ系監督として華々しくデビュー。’75〜77年インディアンス、’81〜84年ジャイアンツの監督を務め、’82年の3位が最高成績。オリオールズのコーチをしていた’88年チームが6連敗したところで監督に昇格。’89年アリーグ東地区2位。’91年5月監督解任。’82年大リーグ殿堂入り。2000年2月大リーグ副会長。2002〜2006年エクスポズ(現・ナショナルズ)監督。その後は大リーグ機構の要職を務め、2012年副会長。2015年シニアアドバイザー兼アリーグ名誉会長に就任。現役時代の通算成績は、選手として実働21年、2808試合出場、1万6打数2943安打、586本塁打、1812打点、打率.294。首位打者1回(1966年)、本塁打王1回(’66年)、打点王1回(’66年)、最高出塁率2回(’62年,’66年)、ゴールドグラブ賞1回(’58年)、オールスター選出12回(’56〜57年,’59年,’61〜62年,’65〜67年,’69〜71年,’74年)。監督としては実働16年、2241試合、1065勝1176敗、勝率.475。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報