世界大百科事典(旧版)内のフリッチュ,W.vonの言及
【第2次世界大戦】より
…まずヒトラーは,1932年2月より始まっていたジュネーブ軍縮会議(同時に国際連盟)から33年10月14日脱退し,大演説で意図を偽装するとともに国会を解散して選挙で信任を問い,11月12日には国民投票で圧倒的な支持をうけた。そして翌34年2月W.vonフリッチュが陸軍最高司令官に任命された以後,軍備増強のテンポは速められていった。そして当初の計画の平時21師団(約30万)が35年初頭にはほぼ達成されるとさらに増強を試み,35年3月16日には徴兵制度の復活と平時36師団(約50万)の保有を宣言した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」