フルウェーブ・インバージョン

最新 地学事典 の解説

フルウェーブ・インバージョン

full waveform inversion

観測された地震波形をデータとして逆問題を解き,地下の物性値(地震波速度や密度減衰,異方性など)の分布を求める方法。略称はFWI。初動走時を用いるトモグラフィに対して波形全体を使うことから名付けられ,フルウェーブ・トモグラフィとも呼ばれる。物性値の初期モデルを与えて波動場のシミュレーションと波形のフィッティング,モデル修正を反復して行う非線形最小二乗法として定式化され,計算機性能の向上によって実用化されつつある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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