法則の辞典 「フローリーの熔融粘度式」の解説 フローリーの熔融粘度式【Flory's equation for melt】 鎖状高分子の熔融(溶融)粘度と分子量との間の関係式である.η を熔融粘度とすると次のような式となる. ここで M は分子量,U は粘性の活性化エネルギー,R は気体定数,T は絶対温度である. 分子量範囲が大きくなると,この式はうまく当てはまらず,いわゆる「3.4乗法則」のほうが実験データと合致する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報