鎖状高分子(読み)サジョウコウブンシ

デジタル大辞泉 「鎖状高分子」の意味・読み・例文・類語

さじょう‐こうぶんし〔サジヤウカウブンシ〕【鎖状高分子】

分子単量体)が鎖状に結合した高分子高重合体)。天然ゴムセルロースでんぷんたんぱく質などがある。線状高分子直鎖状高分子。⇔網状高分子

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精選版 日本国語大辞典 「鎖状高分子」の意味・読み・例文・類語

さじょう‐こうぶんしサジャウカウブンシ【鎖状高分子】

  1. 〘 名詞 〙 分子内に架橋構造をもたない、鎖(くさり)状の高分子。天然ではセルロース、デンプン繊維状タンパク質、人工的にはポリエーテルポリエステルポリアミドなどが存在する。

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化学辞典 第2版 「鎖状高分子」の解説

鎖状高分子
サジョウコウブンシ
linear polymer

単量体単位が互いに一次元の鎖状に連なって結合してできた高分子をいう.直鎖状高分子,糸状高分子,線状高分子,線形高分子などともいう.二官能性の単量体からなる高分子がその代表である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「鎖状高分子」の解説

鎖状高分子

 分子が鎖状につながった高分子.

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