最新 地学事典 「フーラー土」の解説
フーラーど
フーラー土
fuller’s earth
吸着活性の強い粘土をいう。米国,英国で用いられている名。米国のフロリダ州に産するフロリダ土はその一種であり,日本の酸性白土もこれに入る。モンモリロナイトを主とする粘土が地表風化,主として炭酸地表水の影響を受けて水素粘土化し,活性の強くなったもの。水素粘土とは,水素イオンが層間に卓越し,また酸のため八面体のアルミニウムが一部溶脱し,これが層間にとらえられ,その加水分解で固体酸の性質を示す粘土で活性が強い。織布漂白業者(fuller)が使用したところからこの名がある。漂布土とも。
執筆者:須藤 俊男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

