ぶくつく

精選版 日本国語大辞典 「ぶくつく」の意味・読み・例文・類語

ぶく‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 )
  2. ふくらんだり、太ったりしてしまりがなくなる。ふやける。
    1. [初出の実例]「ぶくついた小袖で浅黄土手を行」(出典:雑俳・柳多留‐二〇(1785))
  3. ぶくぶくと音が出るように動く。
    1. [初出の実例]「空気枕の上で黒い頭をぶくつかせてゐたが」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android