ぶくり

精選版 日本国語大辞典 「ぶくり」の意味・読み・例文・類語

ぶくり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ふくれているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ぶくりと床にのこさるる、むかしの世こそおもはるれ」(出典:歌謡・色里迦陵嚬(1704‐11頃か)ぢゎうぐゎん)
  3. 水中から泡が浮かびあがる音、また、そのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「柴漬に古椀ぶくりぶくり哉」(出典:俳諧・七番日記‐文化一二年(1815)一〇月)

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世界大百科事典(旧版)内のぶくりの言及

【下駄】より

…ゲタは下踏,下駄と書かれて江戸時代の文献から見られる新しい言葉であるが,橋桁や湯げた(腰掛台)など平板に2本の足をつけたものを古くよりケタまたはゲタと呼んできたことから,近世になってアシダやボクリもゲタと呼ぶようになった。東日本で高下駄をアシダ,奄美・沖縄地方で下駄をアシジタ,アシジヤといい,伊豆諸島や西日本で下駄をボクリ,ブクリというのはこれらの名残である。 下駄の足をのせる部分を台またはコウラ(広い表の意)といい,一木作りの下駄を連歯下駄,歯を差し込んだものを差歯下駄という。…

※「ぶくり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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