ブヒャラー反応(読み)ブヒャラーはんのう(その他表記)Bucherer reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブヒャラー反応」の意味・わかりやすい解説

ブヒャラー反応
ブヒャラーはんのう
Bucherer reaction

芳香核に直結しているアミノ基を,亜硫酸水素ナトリウム水酸基に変え,逆にフェノール性の水酸基を亜硫酸アンモニウムでアミノ基に変える反応。この可逆反応はナフタリン誘導体またはレゾルシン誘導体に限定される。 1904年 H.ブヒャラーによって見出された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android