精選版 日本国語大辞典 「ぶらりしゃらり」の意味・読み・例文・類語
ぶらり‐しゃらり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① ゆっくりとあてもなく動くさまを表わす語。ぶらぶら。ぶらしゃら。
- [初出の実例]「蔦の細道を〈略〉彼方へぶらりしゃらりぶらりしゃらりと、分け迷ひたる有様は」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)下)
- ② 垂れ下がってゆれ動くさまを表わす語。ぶらしゃら。
- [初出の実例]「蛸が見入れてあたまをブラリシャラリする」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...