ぶらりしゃらり

精選版 日本国語大辞典 「ぶらりしゃらり」の意味・読み・例文・類語

ぶらり‐しゃらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ゆっくりとあてもなく動くさまを表わす語。ぶらぶら。ぶらしゃら。
    1. [初出の実例]「蔦の細道を〈略〉彼方へぶらりしゃらりぶらりしゃらりと、分け迷ひたる有様は」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)下)
  3. 垂れ下がってゆれ動くさまを表わす語。ぶらしゃら。
    1. [初出の実例]「蛸が見入れてあたまをブラリシャラリする」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android