ぶるんぶるん

精選版 日本国語大辞典 「ぶるんぶるん」の意味・読み・例文・類語

ぶるん‐ぶるん

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 物のふるえ動くさまや震動する音を表わす語。
    1. [初出の実例]「女の子のモモが私の鼻の先でブルンブルン波うち、ふるえるのである」(出典:安吾巷談(1950)〈坂口安吾〉ストリップ罵倒)
  3. 寒さなどで身体のふるえるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「その寒さが殊にブルンブルンとこたへた」(出典:一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉二)
  4. 大きく振り動かすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「出席簿をブルンブルンふりまはしながら」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む