最新 世界スポーツ人名事典 「ブルーノメツ」の解説
ブルーノ メツ
Bruno Metsu
サッカー
生年月日:1954年1月28日
国籍:フランス
受賞歴:アフリカ最優秀監督(2001年度)
経歴:フランス北部にあるダンケルクでプロとしてスタートし、ベルギーのアンデルレヒト、フランスのリール、ニースなどでプレー。引退後、指導者としてリール、スダンなどを率いた後、1999年ギニア代表監督に就任。2000年W杯アフリカ最終予選の途中からセネガル代表監督に就任し、セネガルをW杯初出場に導く。攻守のバランスに重きを置く指導で得点力を上げ、セネガル国内のサッカー人気復興にも貢献。2001年度のアフリカ最優秀監督に選ばれる。2002年W杯日韓共催大会では開幕戦で前回王者のフランス代表を破って大きな話題を呼び、ベスト8まで導いた。同年アラブ首長国連邦(UAE)のアルアイン監督を経て、2004年カタールのアルガラファ監督。2006年UAE代表監督に就任。2007年ガルフ杯優勝。2008年カタール代表監督に就任したが、2010年のW杯南アフリカ大会出場を逃し、2011年のアジア杯でも準々決勝で日本に敗れたため、2月解任。2012年7月UAEのアルワスル監督となったが、胃がん治療のため、2012年辞任。2013年10月死去した。白い呪術師の異名があった。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報