攻守(読み)コウシュ

精選版 日本国語大辞典 「攻守」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅ【攻守】

  1. 〘 名詞 〙 攻めることと守ること。
    1. [初出の実例]「後有宛城之軍、攻守(コウシュ)之間進退失度」(出典太平記(14C後)一七)
    2. 「攻守(コウシュ)ともにいよいよ冴えて」(出典:熱球三十年(1934)〈飛田穂洲外野三羽烏)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「攻守」の読み・字形・画数・意味

【攻守】こうしゆ

攻防。漢・賈誼〔過秦論、上〕一夫(陳渉)を作(な)して七(やぶ)れ、身、人の手に死して天下の笑ひと爲るは何ぞや。仁義施さずして攻守の勢ひ異なればなり。

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