ブレーデ石(読み)ブレーデせき

最新 地学事典 「ブレーデ石」の解説

ブレーデせき
ブレーデ石

blödite

化学組成Na2Mg(SO42・4H2Oの鉱物単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a1.1126nm, b0.8242, c0.5539, β100.84°, 単位格子中2分子含む。短柱状結晶,粒状,緻密な塊状集合。無色,包有物により灰,青緑,赤色などを帯びる。透明,ガラス光沢。劈開なく,断口は貝殻状。硬度2.5~3,比重2.25。薄片では無色,屈折率α1.483, β1.486, γ1.487, 2V(-)71°。水に可溶。湖成および海洋成の塩類鉱床,硝酸塩鉱床,ソーダ塩類鉱床中にテナルド石などとともに多量に産することがある。乾燥地域の塩湖の現世沈殿物としてもよくみられる。Mgの半分以上をNiで置換したものがニッケルブレーデ石(nickelblödite)で,西オーストラリア砂漠地帯のニッケル鉱床酸化帯に産する。名称はドイツの化学者C.A.Blöde(1773~1820)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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