ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プゾシア」の意味・わかりやすい解説 プゾシアPuzosia 軟体動物門頭足綱菊石(アンモナイト)亜綱デスモセラス科プゾシア亜科の代表属。中型のアンモナイトで,ときに大型になる。螺環の幅は比較的狭く,中程度のゆる巻きで,臍(へそ)は浅い。殻の表面には S字状に曲がったくびれがあり,腹面のほうに細肋が発達する。縫合線の谷は三分して非対称,補助谷は著しく斜め後方に配列する。中生代の白亜紀前期末アルビアン期から後期の前半チューロニアン期までの示準化石。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by