プラマーナ(その他表記)pramāṇa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラマーナ」の意味・わかりやすい解説

プラマーナ
pramāṇa

インド哲学用語。認識根拠または認識方法を意味する。量と漢訳される。直接知覚 (現量) ,推論 (比量) など,学派によってさまざまな認識根拠を認めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のプラマーナの言及

【量】より

…以上がものの大小についての絶対的な分類であり,日常〈……よりも小さい〉〈……よりも大きい〉とわれわれがいっているのは,ことばの第二義的,慣用的な用法に基づくものである,という。 また〈量〉は,正しい知識の獲得手段,源泉を表すサンスクリットの〈プラマーナpramāṇa〉の漢訳語でもある。いかなる量を認めるかについては,学派によって違いがある。…

※「プラマーナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android