精選版 日本国語大辞典 「比量」の意味・読み・例文・類語
ひ‐りょう ‥リャウ【比量】
〘名〙
① (━する) くらべはかること。比較。
※菅家文草(900頃)四・題南山亡名処士壁「比二量心地安閑理一、一室応レ勝二我百城一」
② くらべあわせてみるもの。比較の対象。また、比較の基準となる典型的な事例。
③ ある数量を他の数量と比べたときの割合。比率。
※具氏博物学(1876‐77)〈須川賢久訳〉一「其比量は酸素瓦斯一分と窒素瓦斯四分と炭酸瓦斯至小の量となり」
※梵舜本沙石集(1283)四「然に知見を起し、比量に随て、分別計度し」
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