共同通信ニュース用語解説 「プルトニウム返還」の解説
プルトニウム返還
オバマ米政権は核安全保障の観点から、米国や英国などが1970年代に日本に提供した研究用プルトニウム331キロの返還を求め、2014年に安倍晋三首相が返還を表明した。日本原子力研究開発機構の高速炉臨界実験装置(FCA)での研究用で、提供元は米国93キロ、英国236キロ、フランス2キロ。返還後は、米南部サウスカロライナ州にある米エネルギー省のサバンナリバー核施設に搬入される予定。日本は14年末時点で国内外に約48トンのプルトニウムを保有している。
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