共同通信ニュース用語解説 「高速炉臨界実験装置」の解説
高速炉臨界実験装置(FCA)
高速炉の臨界状態を模した実験が行える国内唯一の臨界実験装置。茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の東海研究開発センターにある。高速実験炉「常陽」や高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の設計や安全審査に必要な実験データなどを供与してきた。米エネルギー省の資料などによると、1960年代を中心に米英両国から燃料用のプルトニウムや高濃縮ウランが提供され、67年に初臨界した。
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