ヘイト(読み)Haight,Milton

デジタル大辞泉 「ヘイト」の意味・読み・例文・類語

ヘイト(hate)

憎むこと。反感を抱くこと。憎悪。「ヘイトスピーチ」

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朝日日本歴史人物事典 「ヘイト」の解説

ヘイト

没年:1896.8.4(1896.8.4)
生年:1855.4.8
明治期に来日したお雇い外国人。カナダ人教師。カナダのオンタリオ州生まれ。トロント大学を経てジョンズ・ホプキンズ大学大学院に学ぶ。同大学に留学していた佐藤昌介 と知り合い,明治21(1888)年に札幌農学校(北大)の物理学,数学,英文学の担当教師として来日,25年まで滞日した。北大北方資料室にはジョンズ・ホプキンズ大学から送られた「ヘイト氏の学問的能力保証書」などヘイトに関する文書が残っている。来日後は札幌農学校の幹事となって学校改革に取り組んでいた佐藤の意を受け,担当学科の改善意見書を提出したり,物理学実験器具の改良を図った。帰国後はカナダのバンクーバーで数学教師を続けた。<参考文献>渡辺正雄『お雇い米国人科学教師』

(三好信浩)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ヘイト」の解説

ヘイト Haight, Milton

1855-1896 カナダの教育者
1855年4月8日生まれ。トロント大を卒業後,アメリカのジョンズ-ホプキンズ大大学院にまなぶ。同大に留学していた佐藤昌介(しょうすけ)と知りあい,明治21年(1888)札幌農学校教師としてまねかれ来日。数学,物理学,英語をおしえた。25年帰国。1896年8月4日死去。41歳。オンタリオ州出身。

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