ヘキチョウ(読み)へきちょう(その他表記)pale-headed mannikin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘキチョウ」の意味・わかりやすい解説

ヘキチョウ
へきちょう / 碧鳥
pale-headed mannikin
[学] Lonchura maja

鳥綱スズメ目カエデチョウ科の鳥。同科キンパラ属34種中の1種。全長約11センチメートル。キンパラ属特有の栗(くり)色を基調とし、キンパラに酷似するが、頭頸(とうけい)部の白色が異なる。マレー半島スマトラ島ジャワ島、バリ島に分布するが、性質が温和で好事家(こうずか)に愛され古くから輸入されている。草本の種子穀物を好むが、昆虫などもとる。ジャワ島にムナグロヘキチョウとよばれるものがいるが同一種であり、オーストラリアのキバラヘキチョウは別種である。ヘキチョウの日本への輸出は江戸時代からといわれる。

[坂根 干]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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