ヘゲシップス(その他表記)Hegesippus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘゲシップス」の意味・わかりやすい解説

ヘゲシップス
Hegesippus

ユダヤの F.ヨセフスの『ユダヤ戦争』のラテン語訳者。4世紀以降在世。キリスト教徒であることは確実。ヨセフスの『ユダヤ古代文化』や他のローマ史家の著作もつけ加え,創作部分もある。内容的に4世紀以前の著作ではありえない。この人物については,アンブロシウスと同一視する説もあるが不詳で,この名もヨセフスの変形,または2世紀の教会史家ヘゲシップスに帰せられたためといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む