精選版 日本国語大辞典 「へたくさ」の意味・読み・例文・類語
へた‐くさ
- 〘 副詞 〙 ( 「べたくさ」とも。「と」を伴って用いることもある ) むやみに繰り返すさまを表わす語。
- [初出の実例]「べたくさとかきよごしぬる悪筆は山の名におふ是も黒紙」(出典:狂歌・卜養狂歌集拾遺(1780))
- 「お礼に上りましたとヘタクサお辞儀をすれば」(出典:当世商人気質(1886)〈饗庭篁村〉五)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...