精選版 日本国語大辞典 「へなちょこ」の意味・読み・例文・類語
へな‐ちょこ
- 〘 名詞 〙 未熟な奴。取るに足りない者。また、そのような人をののしっていう語。
- [初出の実例]「殊に下流者の少しく意に満たざる所あらば、則ち『何んでエへらんめエ』より始めて、『へなちょこ』『へちゃむくれ』など悪口雑言陳ね得るだけを陳ね」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉上)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...