C7H14O2(130.19).CH3(CH2)5COOH.エナント酸,ヘプチル酸ともいう.ブナ樹の木酢液やカルムス油に含まれる.ヘプチルアルデヒドの酸化により得られる.透明の液体.融点-9.4 ℃,沸点223 ℃,115~116 ℃(1.5 kPa).0.919.
1.4216.水,有機溶媒に可溶.エステルは香料やアルキド樹脂原料,アミドはゴム添加剤,コンクリート防食助剤として用いられる.[CAS 111-14-8]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...