ヘプタン酸(読み)ヘプタンサン

デジタル大辞泉 「ヘプタン酸」の意味・読み・例文・類語

ヘプタン‐さん【ヘプタン酸】

エナント酸

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「ヘプタン酸」の解説

ヘプタン酸
ヘプタンサン
heptanoic acid

C7H14O2(130.19).CH3(CH2)5COOH.エナント酸,ヘプチル酸ともいう.ブナ樹の木酢液やカルムス油に含まれる.ヘプチルアルデヒドの酸化により得られる.透明の液体.融点-9.4 ℃,沸点223 ℃,115~116 ℃(1.5 kPa).0.919.1.4216.水,有機溶媒に可溶.エステルは香料アルキド樹脂原料,アミドはゴム添加剤,コンクリート防食助剤として用いられる.[CAS 111-14-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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